1954年9月26日に九州に上陸後、本州から北海道へと進んだ。この台風は北海道付近で温帯低気圧に変わった後にふたたび発達してひがいを出したんだ。この低気圧により、函館(はこだて)から出港した「洞爺丸(とうやまる)」をふくむ5せきの青函連絡船(せいかんれんらくせん)がそうなんし、「洞爺丸」では乗員乗客1139名が亡くなる大きな事故になった。台風から温帯低気圧に変わってもゆだんしてはならない一例だよ。